台湾備忘録

日本統治時代に関係のある場所や聞いたこと,大学関連のことをシェアしています。

中国語ゼロからでも台湾の大学へ進学したい!Ⅰ

 

台湾の大学へ進学!

普段は日本統治時代に関することを書いているのですが、今回から大学進学についても書いていこうと思います。是非ほかの記事ものぞいてみていただけると嬉しいです!

これから台湾の大学へ進学したいと思っている人たちに私の経験が少しでも役に立てたらいいなと思います。

では、今回は過去に質問が来たことをメインに書きます!

 

大学入学する前は?

私の知る限りでは、大きく分けて2パターンの大学入学の流れがあります。日本で中国語の塾へ通い、高校を卒業した年の9月から台湾の大学に入学するパターンと高校卒業後、現地の語学学校で、ある程度中国語を学び、大学へ進学するパターンです。どちらのパターンにもメリットやデメリットがあると思いますが、私は後者なので、後者のパターンのみ書こうと思います。

合否までのだいたいの流れ

2019年  9月   語学学校入学(教科書一冊目からスタート!)

2019年10月   興味のある大学を見に行ったり、大学の情報収集を始める

2019年11月   TOCFLを受け始める

2020年  8月   志望大学の募集要項が出る&自伝と学習計画書を書き始める

2020年10月   出願必要書類を準備し始める

2020年12月   出願

2020年12月   第一次通知、二次試験(面接)発表

2021年  1月   面接

2021年  2月   合否発表

 

あくまでもこれは私の合格までの流れです。中には一年間語学学校に通いそれから大学へ進学する人もいます。

ほとんどの大学は3月から5月くらいに外国籍学生を募集します。例えば2020年9月入学をする場合、2020年1月か3月までのTOCFLの成績が必要になります。私は2020年1月のTOCFLの成績がB1だったので、入学後、授業が聞き取れなかったらどうしようという不安があり、二年間語学学校に通いました。

また、二次試験(面接)はある学部とない学部があります。

 

準備した書類

  1. 自伝
  2. 学習計画書
  3. 高校の卒業証明書(英文)
  4. 高校の成績証明書(英文)
  5. 推薦書 二枚
  6. 財力証明書
  7. 中国語能力を証明できるテスト(TOCFLなど)の成績証明書
  8. 証明写真
  9. パスポートのコピー
  10. 居留証のコピー(持っている人のみ)
  11. 出願料を払ったレシート

 

3~11は2か月前から準備を始めました。

オンライン出願だったので、全てスキャンしました。

自伝と学習計画書

この2つに関しては後日細かく書きたいと思います。

追記:8月31日に更新しました。(すぐ下に貼ってあるリンクから見れます。)

 

mimi-intw.hatenablog.com

 

推薦書

推薦書は必要な学部と必要ではない学部がありました。

二人の語学学校の先生に書いてもらう人もいれば、私のように語学学校の先生(中国語)と高校の先生(英語)に書いてもらう人もいました。語学学校の先生は今までたくさん書いてきたからなのか、慣れた感じで快く引き受けてくださいました。

私の受けた大学では、オンラインで推薦書を送ることになっていたので、お願いした先生のメアドを指定の欄に入力し大学側から直接、先生へメールが送られました。なので、今も先生がどんなことを書いてくださったのかわかりません。アンケート形式だったことは教えてくださりました。

財力証明書

日本の銀行(美元)でも台湾の銀行(台湾元)でも大丈夫らしいのですが、私は台湾の銀行で財力証明書を作ってもらいました。即日発行でしかも手数料が10元~20元だったので、日本の銀行より楽な印象を受けました。

大学進学に必要な中国語能力、どのテストを受ければいいの?

各大学、学科によって求められる中国語能力は違いますし、募集要項に必要な中国語能力のレベルは書いてあります。台湾の大学ではTOCFLの成績提示を求められることが多いです。HSK可の大学もあるので、各大学の募集要項を見て確認してください。

ここでTOCFLの申し込みが出来ます。→https://reg.sc-top.org.tw

 

私はリスニングとリーディングの試験のみ受けました。ちなみに私の出願時のTOCFLの成績はC1です。大学に進学したら、能力試験の成績は当てにならないよと聞いたことがあるので、大学の授業を受けたら、どんな感じなのかも書けたらいいです。

 

英語の能力は必要?

英語の能力も各大学、学科で異なります。全て英語での授業の学科は英語の能力試験の成績を提示を求められることが多いですが、私の受けた学科は全て英語のカリキュラムの学科ではなく、提出する必要なかったので提出しませんでした。しかし、私の通う大学の場合、大学入学前に英語のテストがあり、英語の能力試験の成績を提出すればクラス分けテストが免除になるそうです。TOEIC(リスニング、リーディング)895点以上・(スピーキング)170点以上・(ライティング)165点以上など条件がありました。ちなみに英検は適用外でした。なので、私的には、あってもなくてもいいけど、あったらいいかもくらいでした。

 

合格体験記

台湾の大学へ進学したいと思っても、実際何からすればいいのかわからないこともあると思います。これから台湾の大学へ進学したいと思っている人たちに私の経験が少しでも役に立てたらいいなと思います。これは私の場合なので、受験前に必ず募集要項等で確認してください。

もし、ほかに知りたいことなどありましたら、コメント欄やSNSのダイレクトメッセージで教えていただけたら嬉しいです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☻