台湾備忘録

日本統治時代に関係のある場所や聞いたこと,大学関連のことをシェアしています。

中国語ゼロからでも台湾の大学へ進学したい!Ⅱ

 

第二弾

今回は、外国籍の学生が台湾の大学を受験するとき一番重要と言っても過言ではない「自伝」と「学習計画書」について書きました。

どんな感じで書けばいいのか想像しにくいと思うので、私が書いたことを紹介したいと思います。

 

前回の合格体験記で、合否までの大まかな流れや必要な書類、中国語のテストのことなど、受験に関することを書いたので、もしよろしければ第一弾も読んでいただけると嬉しいです。↓↓

mimi-intw.hatenablog.com

 

自伝(自傳)

自伝で書いたこと
  • 自分の性格
  • 今まで経験(高校生活や習い事など)
  • 台湾留学を選んだ理由

ざっとこんな感じです。

自伝は自分がどんな人なのかを伝えるものなので、簡単に言うと面接時の自己PRみたいな感じです。

何人かの友人に自伝を見せてもらったのですが、中には様々な受賞歴を書いている人もいたり、力を入れていた校外活動のことを書いている人もいました。内心、私も高校生の時に頑張って何か賞でももらえたらなぁとか思ってしまいましたが、いまさら後悔しても遅いですね(笑)私は今までの経験とその経験で得たことを書きました。

書いて思ったことやアドバイス

本当に書くのが大変でした。私は下書き作成から完成するまで4か月くらいかかりました。なかなか満足のいく文章が書けず、書いたり消したりを繰り返していたので、9割くらい下書きの時間ですが…。

なので、日本語でもいいので、できるだけ早めに下書きを書き始めることをおすすめします。私自身、始めるのが遅かったと少し後悔しています。先ほども書いたように自伝は書き方に正解はなく、自由形式だったので、自分が伝えたいことを最大限に伝えられればいいと思います。

また、一番大切なのは『なぜ、台湾留学なのか』です。正直、どこの国でも留学しようと思えば留学できます。そこで台湾留学を選んだ理由を明確に書いた方がいいと思います。きっと台湾留学を決意し、周りに「なんで台湾留学なの?」と聞かれることが多いと思うので、台湾留学を決めた経緯等含めたら、きっと大学側にも伝わるのではないでしょうか。

 

学習計画書(學習計劃)

学習計画書で書いたこと
  • 動機
  • 学習計画

文字通り学習計画を書きました。この書き方も人によって構造が違います。例えば、3段階(入学前・在学中・卒業後)に分ける人もいれば、4段階(入学前・1、2年生・3、4年生・卒業後)に分ける人、6段階(入学前・1年生・2年生・3年生・4年生・卒業後)に分ける人もいます。

私は4段階に分けて書きました。

自伝と違って学習計画書は自分自身の学習計画を書くので、自分が受験する大学で何を学びたいのか、どう過ごしたいのか、等がちゃんと決まっていたら比較的書きやすいかと思います。

 

書いて思ったことやアドバイス

個人的には、自伝と比べると学習計画書は書きやすかったです。計画書なので、テンプレートは大体みんな同じですし、内容で周りと差をつけることがしやすいと思います。

特に面接のない学部を受験する方は、どうしてこの大学のこの学科を選んだのか、どんな大学生活を送り、どう将来に活かしたいのかを熱く語るチャンスです!

私が歴史学科を受験した時に提出した学習計画書を、台湾人の友達に見せたら、「歴史愛とこの大学じゃないといけないんだって気持ちがすごく伝わる」と言われました(笑)

せっかく行きたい学部の教授に学びたい気持ちを学習計画書を通して伝えられる機会があるのです。この機会を逃すものか!という気持ちで書いていたので、教授にも伝わっていてほしいです(笑)

 

自伝と学習計画書

この二つを作成した時、私はWordを使いました。提出する時は、字体や段落が変わることを避けるためにPDFにしました。(私の時はオンラインでの提出でした)

受験生はたくさんいるので長々と書くよりは簡潔に書いた方が伝わると思い、できるだけ伝えたいことだけを絞り大体1000字~1500字くらいで書きました。少し文字数が多いような気もしますが、私はまとめるのはこれが限界でした。

 

合格体験記Ⅱ

振り返ってみると、出願の中で自伝と学習計画書を書くことが一番大変でした。

私は歴史学科以外の学部も受けようと思い、他学部の学習計画書も書きましたが、歴史学科の学習計画書と比べ物にならないくらい内容が薄く、受験すらしませんでした。書き終わって分かったのは、(当たり前ですが、)本当にいきたい学部ではなかったということ。学びたい気持ちがあるかないかは一目瞭然でした。

母国語以外の言語で自分の気持ちを書くことは難しいですし、初めて中国語でこんなに長い文章を書きましたが、書き終わった後の達成感や満足感は言葉になりません!これから受験される方たちにもこの達成感等を味わってもらいたいです(笑)

 

今回の「自伝と学習計画書の書き方」もこれから台湾の大学進学したいと思っている人たちのお役に立てたら嬉しいです。私がどんな感じで書いたのかを紹介した記事なので、参考程度にしてください。ほかにも私と同じように自伝等にどんなことを書いたのか紹介している方もいらっしゃると思いますし、その方の書き方と私の書き方が違うかもしれません。

わかりにくいところや、聞きたいことなどがありましたら、コメント欄やSNSのダイレクトメッセージで教えていただけたら嬉しいです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☻